ここは能登半島のかなり北側、輪島市にある門前というところ。
金沢駅から2時間はゆうにかかった。
今回、「石川県有機農業推進協議会発足記念フォーラム」という、何やら堅苦しそうな会合に
参加したのだが、その発起人のひとりである金沢大地の井村さんの新しい農場を、
みんなで視察するところから、このフォーラムは始まった。
一見赤土に見えるこのやせた土地は、随分前に国策によりパイロットファームとして、
りんごや野菜などを作っていたらしい。
国がやってたとわかるのは、こんな山中の狭い道路までちゃんと舗装されているから。
ここの土壌について説明していただいた京都大学農学部の教授である西村先生は、
よくもまあ、こんなところに国は農場を作ったものだと、感心しておられた。
いや、あきれておられたと言った方が正解かも。
なぜなら、この農場はとっくの昔に破綻しているのである。
ホテルにチェックインした後、さらに西村先生の記念講演があり、そして有機農業の生産者や
有機農産物の流通や加工に携わるメンバーによる、パネルディスカッションが行われた。
参加者のみなさん、目指すところと志は大体同じ方向なのだろうが、それぞれ立場が微妙に
違うから、それが主張となると大きく違うところが面白い。
これが日本の有機農業の現実だろうな~と、ある意味らでぃっしゅぼーやも当事者で
ありながら、意外に遠目でしか見れない自分が、立ち位置としては正解なような気がした。
懇親会なども用意されていて、いろんな方と名刺交換させていただき、お話させていただいたが、
「有機栽培」という言葉は生産者向けの言葉であり、マーケティング的に言うとどうもなじまない
言葉のように思える。
なぜなら、ある調査で「特別栽培」と「無農薬栽培」と「有機栽培」と言う言葉では、どれが
一番安全な野菜の栽培方法だと思うかという消費者アンケートの回答で、一番低かったのが
「有機栽培」という言葉であったそうだ。
だよね。
私も何も知らなければそう思う。
しかも外国のオーガニックと日本の有機がどう違うなんて、説明されてもよくわからない。
「有機JAS法」は消費者保護のために作られた法律であることは知ってるが、そもそも
わかりにくい生産者側の言葉が、一般になじむはずもない。
いくらいいものを作っても、消費者に売れなければ意味がない。
やっぱりクリエイティブ力って大切だな。
投稿者: 日時:2007年08月07日 09:32
コメント
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隊長、先日は遠くまでお越しいただきありがとうございました。感謝いたします。始まったばかりの有機農業。私も、時間がかかると思います。ゆっくりスローに。いやー、疲れました。と言う事で、私は今、バンクーバーにおります。フォーラムの翌日に日本を脱出しました。☆バカンス☆
2007年08月09日 03:43 井村辰二郎
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>井村さん
こちらこそ、たいへん勉強になりました。
ありがとうございました。
今、バンクーバーですか?
私はあれから佐渡島に行きました。
えらい違いだな~。2007年08月09日 11:28 まっつ~隊長




